優佳良織工芸館


手織りを始めた頃 ある本を読みました。
図書館で借りて読んだので 手元に本はない上に題名も 覚えていませんが 
『染め織りの記』だったのではないかと思います。
そこで 水芭蕉という作品を見ました。



手織りを始めたばかりの頃でしたので 
「どうやって織ったのかしら?」
「私にも こういう作品が織れるようになるのかしら?」
それは 憧れの的でした。

工芸館があることも知っていましたが どこにあるかも覚えていなくて
今回 北海道へ行くことになっても 優佳良織工芸館へ行くことができるなんて
思いもよらないことでした。

偶然にも 旭川にあることがわかり 飛び上がって喜んだことは言うまでもありません。
あの作品を この目で見てみたい・・・・・・・


これが優佳良織工芸館です。



建物の一部にも 優佳良織があしらってあります。


作品は 色合いがとても素敵で 細い糸を何本も合わせてグラデーションを作っていました。
織り方も グラデーションに浮き織りを組み合わせたり
オーバーショット織りの一部を色使いにしたり
それはそれは 魅力のあるものでした。
作品をガラス越しではなく 直に見ることができたのも うれしいことでした。

想像と違っていたことは『水芭蕉』を始め作品は
1点だけ芸術作品として存在するのではなく
そのすべてが 商品化され 水芭蕉のバッグ テーブルセンター 椅子というように
購入できるようになっていました。
展示してある作品も 殆どの作品が 複数点ありました。
これは 私にとっては意外なことでした。

近くのカフェでは 実際に 優佳良織の作品を 使っていました。
工芸館では 撮影ができませんでしたので ここで使っていたものをご覧くださいね。

画像をクリックすると 大きな画像が見られます。

灰皿の下にも コースターが敷いてありました。